鎮山の釘

鎮山の釘

鎮山の釘

Stats

Lv. 90/90
基礎攻撃力 565
元素チャージ効率 30.6%

Weapon Effect

峰越の眺め

登りに消費するスタミナ-15%、元素スキルダメージ+12%。また、付近にいるチーム内他のキャラクターが元素スキルを発動した後、装備者の元素スキルダメージはさらに+12%、継続時間8秒。

Total Materials

Description

鉱山の職人たちが力を合わせて鍛え上げた長槍。昔、山々の霊に献上されていた。 あの頃、暗黒の潮流はまだ湧き上がっていなかった。ナナツカヤンの山々の間では鍛冶師の槌音が歌声のように天を震わせ、炉には炎が燃え続けていた。
この数ヶ月間鉱夫たちは、とある重要な物を作るため、日夜働き続けていた。決して手抜かりがあってはならない物なのだ。
年寄りたちに「鎮山の釘」と呼ばれるそれは、鉱山の安全と部族の存続に関わる物だと言われている。
大地が震え、山々を揺るがす時、それを洞窟の奥深くに投げて山の霊に捧げれば、安寧を得られるのだそうだ。

すでに千年以上伝わってきた儀式だが、若きスンジャタはそれを鼻で笑った。
彼は岩層の様子や鉱脈の経絡を把握していて、頻繁に起こる山崩れには必ず理由があると考えていたのだ。
過度な採掘で山に負荷がかかり過ぎたか、またはテペトル竜が泉の下でちょっとした悪さをしている可能性もある。
いずれにしても、彼は部族の禁忌の地に足を踏み入れ、その中に封印された秘密を探ろうと決心した。

岩々の脈を辿って、漆黒の洞窟の中を進んでいく。彼を阻むものは何もない。
辿り着いた洞窟の最深部には、山のような高さの釘がずらりと立ち並び、さらに奥へと続く洞窟の入り口を塞いでいた。
ここは数千年も誰も足を踏み入れていない禁域のはず。しかし洞窟の入り口には最近掘られた痕跡があった。
洞窟は地下で蛇のように曲がりくねり、どこに繋がっているのかは誰も知らない。

地下水脈の流れに逆らって上流へと戻ったところで、ついにトンネルの出口の微かな光を見つけた。
久しぶりの眩しい光に目が慣れてきた頃、灰に覆われた遺跡が目の前に姿を現した。
そこはかつて灰燼の都の僭主の城であり、遥か昔に鉱山に暮らした職人たちの隠れ家でもあった。
今も岩壁の中に棲む盲目の剣龍こそが、禁域の洞窟を蘇らせた存在のようだ。

「そう、これは暴虐の蛇王によって灰燼の都へ連れていかれた職人たちしか知らない洞窟。」
「羞恥の念に苛まれる僭主が龍の痕跡を消そうとした時、そして彼の愚行が天魔や悪鬼を招いた時——」
「祖先はこの洞窟から脱出し、人の気配がしない山へとやってきた。」

しかし、龍の洞窟へと繋がる道をふさいでも、血に飢えた獣の群れは匂いを追ってやって来る。
テケメカンの谷の上、新たな故郷を守るため、部族の勇士たちはこだまの戦歌を響かせた。
鋭い槍を携えて漆黒の地に踏み入って、さらに深い漆黒の名もなき者を相手取り、激しい戦いを繰り広げた。
手に持つ武器は次々に折れたが、山の民はそのたびに金石を鍛え、武器とした。
どれほど夜を越えただろう、悪夢のような咆哮と金石のぶつかる音がみな、止んで静まりかえった。

これが「鎮山の釘」である。かつて身を隠し、自由と故郷を取り戻すために戦った者たちへ——
夜明けを迎えることを望みながら、黎明を目にすることなく犠牲になった人々へ——今まで受け継がれた祝福である。

暗黒の潮流が空の果てから湧き上がった時でも、ナナツカヤンの山々では鍛冶師の槌音が歌声のように天を揺るがし、炉には炎が燃え続けていた。
炉で溶かされ水のようになった金石は、職人たちの寸分狂わぬ正確な仕事によって鋭利な槍の穂先となる。
鉱山の長、スンジャタは剣龍ムフルの背によじ登り、岩壁に並ぶ槍のうちの一本を抜き取った。
灰燼から再び燃え上がる新たな炎と無数の願いが込められた祝福を携え、新たな征戦が幕を開けた。